2006年に英語の授業をスタートしました。
当初は週に1回のクラスでしたが、これで実際に英語を話せるようになるのだろうかと疑問を感じるようになりました。
英語を話せるようになるには、英語にふれる時間が2400時間以上必要だと専門家の間では言われています。 そのためには、正課や課外を通じて、出来る限り英語のシャワーを浴びる必要があるのです。
2013年からはネイティブ講師4名を正規雇用し、現在では5名の講師陣により授業を実施しています。これは幼稚園としてはあまり例がありません。
質の高い英語授業を実施するには、ネイティブ講師の正規雇用は不可欠ですが、ネイティブ講師陣に幼稚園の特性を理解してもらうこと、また、幼稚園の運営側に文化の違うネイティブ講師の特性を理解してもらうことが必要となります。
こういったハードルを超えて、幼稚園で英語のクラスを実施できるようになるまでは、試行錯誤の繰り返しでした。
また、バイリンガルクラブ(課外教室)で英語を学んだ子どもたちが、卒園しても継続して学び続けられるよう、現在は小学生まで、将来は中学生まで学べるカリキュラム制度の構築を予定しています。
「ママ、ヒポポタマス!」「エレファン!」「ジブラ!」 家族で動物園に行った時、動物たちの名前をスラスラと英語で話す娘にびっくりでした。しかもとてもきれいな発音で。その頃、まだ家では教えていなかったのに。これもアトリエバレーナ幼稚園での恵まれた英語環境のおかげです。
アトリエバレーナ幼稚園ではネイティブの先生が保育内で英語を教えにきてくれるので、娘はそれをとても楽しみにしています。
もちろん、英語の時間はオールイングリッシュ!
年少のころ、最初は何を言っているのか全くわからなかったようですが、年中になるころには耳がすっかり慣れてだんだんと言葉を聞き取れるようになり、少しずつ話せる単語の数も増えてきました。
大人と違って、小さな子どもの英語を吸収するスピードの速さには日々驚かされています。
さらに、英語を学ぶという以外にも良い事がありました。 娘はもともと人見知りで、恥ずかしがり屋の性格です。それが幼稚園で外国人の先生を見かけると、ダッシュでかけて行って目をキラキラさせながら話しかけています。
「えいごの先生、だいすき!」と言っています。もちろん普段の生活では外国人を見ることはあまりありません。にもかかわらず、「外国人」に対する心の壁が全くないのです。
"異文化交流"という面でも、娘の将来にとって、こうした経験は貴重な宝物になるものと感じています。
日本の文化を学ぶイベントも充実している中、英語も学べるという、この恵まれた環境は、娘の未来の可能性を、ぐっと広げてくれるものと思っています。
2021年からは夏休みを利用して「イングリッシュサマーレッスン」も行っています。